月別アーカイブ: 2017年11月

メーラーThunderbirdの自動改行設定の変更について

メールの送受信にThunderbirdを利用しているのですが、送信メールに意図しない空白が挟み込まれてしまうことがありました。
どうやら、初期設定では72文字で自動改行されてしまうようです。

ツール → オプション → 詳細 → 一般 → 設定エディタ
で、mailnews.wraplength の値を「0」にする。

この操作を行うことで対処しました。
備忘録として記載しておくことに。

参考
http://d.hatena.ne.jp/kamuycikap/20091224/1261619509


同志社大学ディベート大会2017

11/4(土)に同志社大学にて開催された同志社大学経済学部・経済学会主催ディベート大会予選に主審として参加しました。
論題:「日本は企業に対する正社員の解雇規制を緩和すべきである。是か非か」
・ここでいう緩和とは「人員整理の必要性」および「解雇回避努力義務の履行」を整理解雇の要件から除外することとする。

今年のディベート甲子園論題と同じものであり、私も夏にディベート甲子園近畿・北陸地区予選や中国・四国地区予選でも審判しておりましたので、過去のフローシートを眺めて復習した状態で審判に臨みました。

選手として参加した大学生の熱意と礼儀正しさに圧倒されつつ、各試合でのコメントとしては概ね以下のものを述べました。
・証拠資料の引用方法には気を配る(年号、著者の肩書、必要かつ十分な量)
・相手の主張には「違います」と反証する
・「50%の人はAと言っています」なら、残りの50%は?
・議論の総括は基準を設けよう

各項目の細かな話は専門的に議論されている方も多いのでそちらに譲るとして、特に気になったのは証拠資料の引用方法についてでした。
そもそも引用の定義から触れだすとキリがないのですが、
「[肩書]、[著者名]、[年号]、引用開始。---。引用終わり」
のような順序で話してくれると聞きやすいな、と。
著者しか言わなければ「誰やねん!」とツッコミたくなりますし、引用箇所の明示という意味でも開始と終了はキチンと言うべきでしょう。

ただ、この大会に参加するまで考えていなかったのが、大会後の大会総評を述べるということ。
恐れ多くも若輩者の私にご指名頂きましたので、主にスピーチの聴きやすさという観点からお話しさせてもらいました。
ゆっくり話しても論理構成が無茶苦茶なら聴きづらいし、多少スピーチが早くても一工夫入れる(論理構成、適切な形での証拠資料の引用・読み上げ等)と格段に聴きやすくなるもので。
総評の最後に仕込んだネタ(大会チーム点満点)は失笑モノでしたが、何もしないよりはマシかなと自己弁護しておきましょう。

いずれにせよ、関係者の皆様の努力のお陰で気持ちの良い、素晴らしい予選会になっていたと思います。
こちらこそ、主審としてお呼び頂いて光栄でした。
次の土曜日(11日)が本選になるそうで、出場される選手の皆様の健闘をお祈りしたいと思います。